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3 12月 2020

欧州委員会はベルギーのASFウイルスフリーを宣言

2020年11月20日に、欧州委員会はベルギーがASFウイルスフリーであることを宣言しました。このASFウイルスフリーのステータスについては、国際獣疫事務局(OIE)のウェブサイト上で間もなく発表される予定です。

2020年11月20日、ブリュッセル – 2018年9月に、ベルギー最南のルクセンブルク州の野生イノシシにおいてASFが発見されました。他の地域やベルギーにいる多くの家畜豚への拡大を防止するために、直ぐに幅広い措置が実施されました。これらの措置や地方当局の決然とした対策は効果的でした。

ベルギーはASFウイルスフリーであるという欧州委員会の宣言に、ベルギーの豚肉サプライヤーは安堵の声をあげました。
– ベルギー食肉事務所 所長 ヨ―リス・クーネン(Joris Coenen)

ベルギー食肉事務所 所長 ヨ―リス・クーネン(Joris Coenen): 目前に迫るOIEによるベルギーのASFウイルスフリーステータスの承認は、このウイルスの発症における次のそして最後の段階となるでしょう。輸入国が状況に応じて輸入規制を更新することができるように、我々は彼らに必要な情報を全て提供します。このように、世界中の人々はまた直ぐに美味しいベルギー産豚肉を楽しめます。

11月20日、欧州委員会はベルギーにおけるASF感染地域の規制ステータスを取り下げました。つまり、ベルギーはASFウイルスフリーであると宣言されました。家畜豚は、一切感染したことがありません。

感染区域がASFウイルスフリーになったと宣言されたのは、野生のイノシシ群にASFの症状が最後に発見されてから一年を少し過ぎたときでした。当決定に当たり、欧州委員会は、ベルギーで適用されている総合的な措置の有効性を吟味しました。これらの措置は、EUの法規制や国際獣疫事務局の陸生動物衛生規約(OIEコード)で設定されたASFのリスク軽減対策に準拠して実施されました。

ASFは根絶されましたが、厳格なサーベイランスおよび管理措置は継続して行われています。

ASFウイルスフリーのステータスは、世界中の輸入業者がベルギーからの豚肉輸入を再開するために必要不可欠な措置です。

ASFウイルスフリーのステータスを宣言するよう、国際獣疫事務局(OIE)にも申し立てを行いました。この申し立ては承認審査の段階ですが、好ましい疫学的状況を考慮すると、ASFウイルスフリーステータスの承認は、近日中にOIEのウェブサイト上で発表されることが見込まれています。

ASFウイルスフリーのステータスは、世界中の輸入業者がベルギーからの豚肉輸入を再開するために必要不可欠な措置です。毎年、ベルギーの豚肉業者は100万トン以上にも及ぶ豚肉を供給しており、これはヨーロッパの生産量のおよそ5%に相当します。ベルギーの豚肉業者は、豚肉の品質やサービスの高さに定評があります。

出版物

豚肉カタログ

食肉カット:ベルギーの食肉卸売業者により提供される、幅広い欧州産カット豚肉

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ベルギーの食肉卸売業者ガイド 2022

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